都市伝説「妖怪白おパンツ」。


そう、襲われたら最後。
強制的に白おパンツにさせられてしまうという、恐怖の都市伝説です。


そんな妖怪、迷信だと思っていたのですが………。



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昨夜、就寝前の出来事です。




お腹で隠れてよく見えませんが……お肉が、私のベッドに乗ってきました。




そのお肉は、自分のスペースを確保したいのか、


わたくしのことを押すんです。

えぇ、そう、尻でね。






そして、突然…




おもむろに手を食べ始めました。





それはもう、出汁をも吸う勢いで。
むっしむっし食べるんです。

寒かったので、肉まんと勘違いしたのか?



いやでも、自分の手を食べるなんて……。

わたくし、ちょっと恐怖を感じましてね。



もしかして、これは、噂の妖怪…?
逃げるべきか…?と、思った矢先です。





お肉が急に、白いおパンツを露わにしてきたんです。



やはり、これが妖怪白おパンツだ!!


と確信し、

逃げようとしたんですが…





…………。


時すでに遅しでした。


ここから先は、覚えていません。





ただ、今。





わたくし、身に覚えのない白おパンツを履いています。






襲われてしまったんだと、思います。



みなさんの身近にもいるかもしれない、妖怪白おパンツ。

お気をつけください。





主。