ヒノキ風呂も嫌いになりそうなヒノキ花粉症です、ぐっぴーです。

 

{9533A0E6-78A9-4EC2-9797-C9856C0717E4}


 

さて、茶っピーのお話の続きを書かせていただきます。

退屈な内容で恐縮ですが、しばしお付き合いいただければ幸いです。

 

【注意】最後少しショッキングな写真がありますので苦手な方は逃げてください。

-------------------------------------------

 

月日は流れ、

いつの間にか、茶っピーは10歳になっていました。


{4CDADE4C-18E2-460C-8546-C943F0166D90}

 

 

そのころ、我が家に新しい家族がやってきました。

 

 

です。

 

 

トイプードルの茂子(もこ)です。

オスです。

 

 

 


{4BDB4BC0-625F-4C72-B91F-6792A9859F1B}

 

 

 

 

弟ができたからか、
年のせいか、
それとも犬がいることのストレスか…

 


あれほどヤンチャだった茶っピーが、

急におとなしくなりました。

 

 

 

{C634BB8C-FC9A-42E7-8E62-48DDA202A4FD}

 

 

主以外の家族は、みんな茂子(もこ)に夢中になりました。
そりゃあ、子犬はカワイイです。

 

 

 

{FD9120D2-ED2E-457F-A827-32AC0668868E} 


しかし、主は茂子(もこ)よりも茶っピーが大好きでした。

 

茶っピーは、悲しいとき、つらいときは涙を拭いてくれました。


 

親がほとんど家にいない家庭環境で、
卒アルも無表情で写っているくらい、笑顔がなくなっていた私に、

 

茶っピーは笑顔を与えてくれました。


 

 

そんな茶っピーと主は、

10年の歳月を経て、本当に強い絆ができていたんです。

 


もう立派な、兄弟でした。

 

子犬の登場なんて出来事で揺らぐ絆ではありませんでした。

 

 

(ちなみに茂子(もこ)も大好きです!)

 

 

{E36BAEAC-9F97-4D01-99D5-A4E23695FD37}

 

 

そんなある年の年末、茶っピーの首に違和感を感じました。

なにかある…。

 


しかし年末年始で動物病院は2週間近くやっておらず、その「なにか」は小さい違和感で、

 

年明け病院が始まったら病院に連れて行こう、

 

それくらいの気持ちでした。

 

 

 

その時茶っピーは12歳7か月。

 

 

 

2週間後、病院に行くときに「それ」は大きくなっていました。


病院で精密検査を受けた結果、「それ」は

 

 

悪性リンパ腫。

 

 


このまま放置すれば、

腫瘍が大きくなって、転移してどうこうというよりも

気道が腫瘍で圧迫され、

息ができなくなって死んでしまう。

 

 

かといって、腫瘍を切除する手術をした場合、

腫瘍が他の神経や血管等を絡まっていたら、
手術が原因で死んでしまうこともある。

(それは手術をしてみないとわからない)

 



手術は成功しても、茶っピーにとっては苦しい余生になるかもしれない…。


そう、診断されました。

 

 

 

初めて経験する、「大事なものを永遠に失う」恐怖。

 

茶っピーが死んでしまう。

 

 

もっと早く気づけなかったのか
もっと早く病院にかかれなかったのか

 

自分を責めました。

 

 

 

しかし責めている時間も、茶っピーにとっては命に係わる時間。

 

主は後者を、手術をすることを選択しました。

 

少しでも長く生きられる可能性があるなら。
少しでも長く一緒にいられる可能性があるなら。

 

 

この時の判断も、今になって思えば茶っピー自身のことは

考えてあげられてなかったのかもしれません。

幼い判断だったかもしれません。

 

 

でも、そのときはどうしても、助かる可能性がゼロじゃないのに、
なにもしないまま死ぬのを見ていくなんて選択はできなかった。

 

 

直近で医師に手術日程を確保してもらい、手術をしました。
2月末でした。

 

 

 

手術は無事に終了しました。

 

しかし、腫瘍が予想以上に神経に絡まっており、

目の神経、ものを飲み込む神経を切らざるを得なかったと。

 

そう、茶っピーは、手術の後遺症として、片目をつむることができず、
ものを飲み込むことができなくなってしまったんです。

 

 


{E34C70B2-564C-4FC1-BEF2-2CDFE203BC65}

 

 

 

つづく。